売れない世界で選ばれ続ける「仕組み」を作る方法

 

あらすじ

 

倒産寸前の老舗鋳造会社「片山鋳造株式会社」は謎のコンサルティング会社「レノン・コンサルティング」から助言を受け、まさにV字回復を果たそうとしていた。
ある日、レノン・コンサルティングから、新たな指示が告げられる。
それはマーケティング室の設立。

 

29歳の岡田がマーケティング室の室長として異例の抜擢をされる。
会社の中で居場所を失っていた三人が、マーケティング室のメンバーに加わり、片山鋳造マーケティング室が創設される。

 

だがマーケティング室のメンバーとなった4人は、マーケティングのことがよく分からない。メンバーでたくさんの書籍を読み勉強会を重ねたが、ますますマーケティングのことがよく分からなくなるばかりだった。

 

そんな時にマーケティングを学んでいるという、小橋遥がインターンとして片山鋳造にやってくることになった。
遥は圧倒的に分かりやすい言葉で、独自のマーケティング理論をメンバーに語りだし、メンバーたちは圧倒される。
遥が学んできたことをメンバーとシェアする新たな勉強会がスタートする。

 

物語に登場する、企業病に冒されている片山鋳造、解散寸前の売れないロックバンド、廃業を覚悟した中古車販売会社、顧客が集まらないイタリアンレストラン。売れない世界の中であえいでいた人たちは、遥との出会いを通して、どのような「気づき」をえて、お客さまから選ばれ続ける「仕組み」を手にすることができたのか?

 

そして、レノン・コンサルティングの正体は?
遥は何のために片山鋳造にやってきたのか?

 

本書はビジネスの世界でうまく行かず、もがいている人。叶えたい夢があるのに、そこに一歩も近づけないまま、まさにその夢を諦めようとしている人。
どうしても売りたい大切な商品がある。でも売れない。そんな方のための書籍です。

 

すべての伏線が回収されるプロローグまで最後までお楽しみいただけます。